きちんとシャンプーをしているのに、フケが止まらなくて困っていることはないですか。
同じ白くて降り注いでも、「粉雪」とは別物ですよね。

残念ながら恋には発展しなさそうですね・・・
フケは絶対になくなりません。
出ていないように見えても、頭皮の正常な新陳代謝が行われる以上、必ず皆、頭皮の垢としてでてきます。
問題なのは、過剰に出てきて目立ってしまうものです。
それではまず、フケのタイプについてです。
フケには主に2種類のタイプがあります。
乾燥性のフケ
まさしく「粉雪」のように、細かくサラサラとしたフケです。
このタイプのフケの主な原因は、
- 頭皮が乾燥している
- 頭皮がダメージを受けている
- アレルギー など
です。
頭皮の乾燥には色々な要因がありますが、
- 頭皮に合わないシャンプーの使用
- 洗いすぎ
- 季節要因
- 冷暖房の聞いた室内に長くいる
- 紫外線下に長くさらされている
などです。
乾燥した頭皮は、通常のターンオーバー(代謝)ができず、フケが生じます。
正しいシャンプーの仕方はこちらを参考にしてください。
頭皮が痒いからと、シャンプー時に爪を立ててしまったり、過度にブラッシングをしたり、ブラッシングに合わないブラシの使用で、頭皮を傷つけてしまうことがあります。
ブラッシングは優しく、そして、頭皮と髪に優しいブラシを使いましょう。
アレルギー等がある場合は、シャンプー剤自体が刺激になってしまうことがあります。
人気や、香りで選ぶのではなく、頭皮に合ったシャンプー剤をしようしましょう。
脂性のフケ
ベトベトしていて湿っていたり、大きなかたまフケの原因として考えられるのは、
- 皮脂の分泌が多い
- 免疫力が低下
- マラセチア菌の感染 など
があります。
皮脂の分泌・免疫力の低下は、ストレスやホルモン分泌、生活様式、食事などでもかわります。
また、洗いすぎて乾燥したために過剰分泌になることもあります。
マラセチア菌とは、通常は恐れることのない誰でも肌にもっている常在菌です。
しかし、頭皮環境が悪化したり、免疫力が落ちると、問題をおこします。
この菌によっておこる炎症が脂漏性皮膚炎です。
脂漏性皮膚炎になると、ベタついて大きな塊が皮膚が剥がれたようにみえるフケが頭皮や髪、肩にみられます。
痒みや独特のニオイ、炎症もあります。軽度の場合は、適切なシャンプーを使用したり、ヘッドスパ等で改善がみられる場合もありますが、ひどくなると皮膚科へ相談することをお勧めします。
フケ症の基準やなりやすい人は?
フケが多いからすぐにフケ症というわけではありません。
また、サロンや皮膚科へ行かなくてもご自身で対処できることもあります。
大量のフケが出たり、止まらないなどの原因となり得るのは、次の通りです。
- 洗浄力が強い(使用商品もありますが、自分の頭皮に合っていない)シャンプーを使っている人方
- 食生活が不規則だったり、偏りのある方
- 睡眠不足・熟睡できない方
- ストレスが溜まっている、また、溜まりやすい方
- 冷暖房の中での時間が長い方
一概にシャンプーだけが、乾燥を招くわけではありませんが、頭皮の皮脂の取り過ぎによる乾燥で、フケが増えることはよくあります。
また、乾燥の結果、男性は特に皮脂の過剰分泌により炎症や脂漏性皮膚炎になったりなどが生まれます。
女性の場合は、時期的・年齢的なホルモンバランスの変化で、一時的に増えることがあります。
その他の原因もそうですが、意識を変えたり、フケが気になった場合に、シャンプーを変えたり、頭皮の化粧水や美容液を塗布することで改善できることもあります。
気になったらまずは、お家でできる対策を取り入れてみましょう。
頭皮の化粧水や美容液に関してはこちらを参考にしてみてください。
春だけでなくオールシーズン気になった場合には、いつでもおすすめです。
まとめ
フケをはじめ、ニオイやベタつきなどは、日々のちょっとした意識、また、ケア商品の使用で改善されることが多いです。
日常的に意識をもって予防・ケア・改善に取り組んでみましょう。
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