
突然ですが、皆さんシャンプーって何をすることかご存じですか?

そんなの髪を洗うことに決まってるでしょ!

いやいやどうせ頭皮もってことでしょ!

・・・・・・
どちらも結果的にはそうなんですが、実はちょっと違うんです。
実はシャンプー≠洗うことで、マッサージなんです。
これは、シャンプーのそもそもの語源がマッサージを指しています。
つまり、一般的にシャンプーをする時に、洗ってしまうと(特にゴシゴシと)頭皮も髪もダメージを受けてしまいます。
まずは、マッサージだという認識をもってください。
それでは、正しいシャンプーの仕方をご説明します。
正しいシャンプー方法
1・まずはブラッシング
シャンプー前にブラッシングをしない方は多いかもしてませんが、ブラッシングをすることで、髪のほつれをとり、頭皮の皮脂や汚れを浮きだたすことができます。
固めの整髪料がついている場合は、余計に髪に負担をかけてしなうのでできませんが、手でほぐしてみてブラシが通りそうならおこなってください。
ブラッシングで使用するブラシは、あまり目が細かいものではなく、粗目のもので髪に抵抗があまりないものを使用します。
できればクッションブラシというものを使用すると、頭皮のマッサージにもなり、また、傷つけてしまうこともありません。
2・予洗いは意識してしっかりとしましょう
予洗いというのは、シャンプー剤をつける前にしっかりと流すことです。
日頃、シャンプー剤をつける前は濡らすだけになっていませんか?
整髪料がついていない場合、予洗いを2~3分することで、頭皮の皮脂や髪の汚れの60%~70%は除去できるといわれます。
決して擦ったり、髪に負担をかけることなく、シャワーの水圧を利用し、また、流しにくいところはきちんと髪を掻き分けてください。
あくまでも髪を濡らすのではなく、頭皮の皮脂を洗い流すつもりで行ってください。
3・シャンプー剤は必ず手のひらでしっかりとあわだててください。
シャンプー剤を手に取ってそのまま塗布していませんか?
泡立てネットを使ってまでは必要ありませんが、適度に塗布しやすくしておかないと、頭皮に残ってしまうことがあります。
すすぎ残しがあると、頭皮が乾燥しやすくなったり、炎症をおこしてしまうこともあります。
適度に泡立てたら頭皮に塗布し、優しく全般にあわだててください。
決して、泡立てからゴシゴシと頭皮をこすらないでくださいね。
4・シャンプーはあくまでもマッサージです
先にも述べましたが、決して力任せにゴシゴシ洗わないでください。
洗い足りなく感じるかもしれませんが、予洗いがしっかりとできていれば、シャンプーの成分がきちんと頭皮の皮脂も汚れも洗ってくれます。
マッサージは指の腹を頭皮にあて、頭皮を動かすような感じで洗ってください。
あなたは、マッサージをするだけで、シャンプー剤が綺麗にしてくれます。
5・ゆすぎは確実にしてください
シャンプー剤は必ずきちんと流しましょう。
敢えて残す方はいないと思いますが、流したつもりでも、特に、ネープ(首の上)はゆすぎ足りない方がいると思います。
特に、毛量が多く、髪の長い女性で流したりない方もいます。
乾燥しやすくなりますし、シャンプー剤で炎症を起こす方もいます。
髪の長い方は出来るだけ髪をかき分けシャワーヘッドをあてるような感じでながすとよいかもしれません。
6・トリートメントもしっかりと流しましょう。
好みの香りを長く持続させたい方や、きしみやパサつきを気にしてトリートメントをあまり流さない方や、中には全く流さないという方もみえますが、必ずきちんと流しましょう。
頭皮もオッケーなものならついていても良いかもしれませんが、基本は髪用です。
頭皮に残ると、炎症を起こす方もみえます。
トリートメントは、ただついているのではなく、イオンで引っ付いています。
ですから、必要量はきちんと残っています。
香が残したい方は、整髪料やアウトバストリートメントを使用してみてはいかがですか。
7・タオルドライは優しくしっかりと
タオルで拭く時には出来るだけ、頭皮や髪を優しく拭きましょう。
せっかくマッサージシャンプーをしたのに、ふき取りで頭皮を擦ってしまったら台無しです。
また、髪の毛のキューティクルは濡れていると開いているので、乱暴に拭いてしまうとキューティクルを壊してしまいます。
優しく拭きながらも、水分はきちんととってください。
乾かす時に頭皮や髪が乾き過ぎになってしまいます。
8・ドライヤーを使いましょう
シャンプー後はきちんと髪を乾かしていますか?
濡れたまま放置していると、頭皮も髪も非常に傷みやすく、自然乾燥後はどちらも乾燥しやすくなります。
頭皮トラブルが起こりやすなり、髪も傷みやすくなります。
乾かす時には出来るだけ根元から乾かしましょう。
先に毛先を乾かしてから根元を乾かすと、毛先はオーバードライ(乾きすぎ)になりがちです。
きちんと乾かすことは大切ですが、頭皮も髪も必要な水分量はあります。
内部に潤いが残る程度に乾かしてください。
また、根元から乾かすとキューティクルの流れに沿うので、髪が傷みにくくなります。
乾かし終わったら、根元から毛先にかけて冷風を当ててみましょう。
とても自然で美しい艶がでますよ。
補足
ドライ終了後は、出来るだけ頭皮に潤いや栄養を与えてあげましょう。
髪のパサつきなどが感じられる場合は、髪の美容液やクリームをつけてあげると、寝ている間に枕などで擦れて傷むのが軽減されます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
もしも間違ったシャンプーをされていたら、是非とも実践してみてください。
これだけでも、あなたが思っている以上に、頭皮の痒みやベタつき、フケが改善され、髪にハリやコシを感じて頂けると思います。
まずは、健やかな頭皮、そして、艶のある髪を育ててあげてくださいね。
わからないこと、疑問点、また、自分にあったシャンプーを探したい方は是非、ご来店ください。
また、ヘッドスパを行うと変化を十分に感じて頂けると思います。
コメント