「血行促進して薄毛対策をしましょう」
「頭皮と髪のトラブルは血流が悪いから」
と何かと血行促進と頭皮・髪は深く関係していると言われていますが、頭皮や髪と血行の関係はどのようなものかよく知らない方も多いと思います。
頭皮と髪、血流の関係を理解し、健やかな頭皮と髪を育みましょう。
血管と頭皮や髪の関係
頭皮トラブルの大きな原因の1つが
『頭皮や髪の栄養不足』
です。
どんなに頭皮の環境を整えても、健やかな頭皮と髪の基となる『栄養』が足りなければ、丈夫な髪は生えてきません。
その重要な栄養を届けてくれるのが
『血管』
です。
血管を柔らかくする?
頭皮や髪だけでなく、脳卒中や心筋梗塞などを防ぐためには、しなやかで柔らかい血管を保ち、血管力を高めることはとても大切です。
血管力を高める方法として、血液の中の一酸化窒素を増やすこともその1つです。
血管内でできる一酸化窒素という物質は、血管を柔らかくすることが分かっています。
体力が低下し、運動能力に自信がなくなる中高年でも、簡単な日常動作で一酸化窒素をつくることができます。
さらに、一酸化窒素を増やす食事をとることで効果が高まります。
家の中でできることから積極的に行い血管力を高めていきましょう。
一酸化窒素の量を増やすとしなやかな血管に
血管は外膜、中膜、内膜の3つの層で成り立っています。
この中の、中膜は平滑筋という筋肉と2種類の線維からできており、主に血管の伸び縮みを担っています。
血管は年とともに誰でも老化していきますが、加齢とともに他の筋肉のように、中膜の平滑筋が硬くなり、しなやかさを失っていきます。
そこで、血液中の血管拡張物質である一酸化窒素を産出して増やしてあげると、一酸化窒素は中膜にある平滑筋に働きかけ、平滑筋の緊張がゆるんで血管が広がります。
血管を広げる働きは、一酸化窒素の量によって変わり、不足すると血管は硬くなり、十分に出ていると血管をしなやかな状態に保つことができます。
一酸化窒素の増やし方
運動をしましょう
運動をすると、血流が早くなります。
血流が早くなると、一酸化窒素を生み出すのに重要な酵素が働き、一酸化窒素の合成を促してくれます。
激しい運動は逆効果になる場合もあるので、軽めの運動から始め、慣れてきたら少し増やす程度がおすすめです。
第二の心臓と呼ばれるふくらはぎの筋肉を鍛えてあげると。、効率よく一酸化窒素量を増やしてあげることができます。
いきなりジョギングをしなくても、かかとを上げつま先立ちをし、次につま先をあげかかと立ちを2分ほど繰り返すだけでも一酸化窒素は増えてきます。
運動に慣れてきたら、少しづつ無理のないよう20分程ウォーキングをされると良いと思います。
アルギニンやシトルリンの摂取できる食事をとりましょう
タンパク質の基となるアミノ酸の中のアルギニンが、一酸化炭素を産出してくれます。
また、同じくアミノ酸であるシトルリンとの併用でより効果的に一酸化窒素を生み出してくれます。
アルギニンを多く含む食品
ゼラチン、湯葉、かつお節、らっかせい、きな粉、大豆、ごま、しらす干し、くるまえび、すじこ、毛がに、若鶏肉、豚肉
シトルリンを多く含む食品
スイカ、メロン、冬瓜、キュウリ、ニンニク
まとめ
いかがでしょうか。
血管力を高めることは、頭皮や髪にとどまらず、動脈硬化や心筋梗塞のリスクもへらすというとても大きな効果があります。
美しさは健康から
そして美しさを示す
美髪
を手に入れてみませんか!
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